放射性ストロンチウムを検出(横浜)
2011年10月14日、横浜市が、同市内で放射性ストロンチウムを検出したと発表。
横浜市によると、市民から高い値の放射線量が測定されたとの報告があり、これを受け、同市がその地点の堆積物を検査していた。
ストロンチウムが検出されたのは、港北区大倉山と新横浜。
大倉山の側溝の堆積物からは、129ベクレル/kgの放射性ストロンチウムが。
(ストロンチウム89とストロンチウム90を合わせた数値)
この堆積物からは、39012ベクレル/kgの放射性セシウムも検出した。
新横浜の堆積物からも、放射性ストロンチウムが59ベクレル/kg、放射性セシウムが31570ベクレル/kg、検出した。
【放射性ストロンチウム】
ストロンチウム90、ストロンチウム89がある。
ストロンチウム90は、半減期が28.8年。
ストロンチウム89の半減期は、50日。
体内に入ると電子配置、大きさがカルシウムに似ているため、骨の中に蓄積し、長期間にわたって放射線を出し続ける。
このため大変危険な、放射性物質である。
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