くにゅーニュース(2011年10月)
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下期スタートも冴えず…

2011年度下期のスタートとなる10月3日の東京株式市場・日経平均株価終値は、-154.81円の8545.48円。
冴えないスタートとなった。

一方、為替のほうは、1ドル76円後半(3日18時時点)の相変わらずの円高。
野田内閣誕生(9月2日誕生)から1ヵ月が経過したが、円高は放置されたままとなっている。

<2010年度・年度末(2011/3/31)経済指標>
日経平均株価…9755.10円(終値)。
為替…1ドル82円後半、1ユーロ117円半ば。
(為替は2011年4月Ⅰ日0時時点)
<2011年度・中間期末(2011/9/30)経済指標>
日経平均株価…8700.29円(終値)。
為替…1ドル77円前半、1ユーロ103円半ば。
(為替は2011年10月Ⅰ日0時時点)

【主な円高要因】
1、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、ユーロ圏全体に波及。
ユーロ安から円高に。

2、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
(原油価格の高騰などの原因で、5月の貿易赤字は502億ドル)
連邦政府の債務が巨額に。

3、日本当局の怠慢
機能不全に陥っている菅政権と、ノロマな亀の日銀。
円高が進んでも有効な対策が打てない。

4、他国の思惑
中国などが、リスク分散に動くと見られていること(ドル離れ)。
(2011年6月末で中国の外貨準備高は3兆1975億ドル。アメリカ国債とドル資産が中心)

5、マネーゲーム
「当分、ヨーロッパの信用不安が治まらない」
「アメリカ経済の立て直しに、時間が掛かる」
「日本当局は、有効な対策がとれない」
そう考えた投資家が、さらに円高が進むと読み、円を買っているため。
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