くにゅーニュース(2011年11月)
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今年の最安値を、さらに更新

2011年11月24日、休日明けの東京株式市場・日経平均株価は、休日前比-149.56円の8165.18円。
今年の最安値を、さらに更新した。

「ドイツの札割れ」
市場関係者からは、そういう意見が。
下落の一番大きな要因は、23日、ドイツ政府が行った国債の入札で「札割れ」となったことのようである。
(国債が金融機関に引き受けてもらえないことを札割れという)
ドイツは60億ユーロ(約6200億円)の国債発行に対して、その6割の約36億ユーロしか入札されなかった。
(ヨーロッパの信用不安が、ドイツには及んだ形)

【主な株安要因】
1、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、イタリア、ポルトガル、スペインなどユーロ圏全体に波及。
この信用不安が日本の株式市場にも。

2、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
(原油価格の高騰などの原因で、毎月の貿易赤字が500億ドル前後)
さらに、連邦政府の債務が巨額。
これらが、アメリカ株式市場の下落に。
そして、日本市場にも悪影響を。
(株安連鎖)

3、円高
ヨーロッパの信用不安、アメリカの景気悪化を受け、円高に。
円高は日本の輸出産業(自動車、電機など)の収益悪化となり、結果、輸出割合の高い企業の株が売られ、相場全体を下げることに。

4、現物市場への資金の流出
世界経済の悪化を受け、投資家が株式市場から、より安全な現物市場(金など)へ資金を移動させたため。
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