くにゅーニュース(2011年11月)
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ギリシャ問題、株価に

2011年11月2日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比-195.10の8640.42円。
大幅な下げとなった。

これは、ギリシャの債務問題(国の借金が約3500億ユーロ。巨額な財政赤字)が、再び、暗礁に乗り上げそうな様相となったため。
(ギリシャの首相が、10月27日に欧州連合が合意したギリシャの再建・支援策を受け入れるかどうか、国民投票に掛けたいと表明したため)
(欧州連合の再建・支援策をギリシャが受け入れない可能性が出てきたため。その場合、この問題は再び、振り出しに戻る)

【主な株安要因】
1、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、ユーロ圏全体に波及。
この信用不安が日本の株式市場にも。

2、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
(原油価格の高騰などの原因で、毎月の貿易赤字が500億ドル前後)
さらに、連邦政府の債務が巨額。
これらが、アメリカ株式市場の下落に。
そして、日本市場にも悪影響を。
(株安連鎖)

3、円高
ヨーロッパの信用不安、アメリカの景気悪化を受け、円高に。
円高は日本の輸出産業(自動車、電機など)の収益悪化となり、結果、輸出割合の高い企業の株が売られ、相場全体を下げることに。

4、現物市場への資金の流出
世界経済の悪化を受け、投資家が株式市場から、より安全な現物市場(金など)へ資金を移動させたため。
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