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福島第1原発に関する情報

2011年12月1日現在、東京電力福島第1原発事故に関する情報です。

<現況>
・原子炉には、放出された量の100倍から300倍の放射性物質が残っている。
*かなりの量が、鋼鉄の原子炉の底を破り、格納容器に落下している模様(1,2,3号機とも。東京電力発表)

・放射性物質の流出(放射能漏れ)は、初期と比べると減少しているが、続いている。
*4/5時点で1日あたり154テラベクレル(原子力安全委員発表)

・生コン圧送機などを使い、原子炉建屋に放水を行っている。
・建屋内や施設内では、放射能濃度が高い場所が多数ある。

【福島第一原発に関する指示】
・警戒区域が設定されました(4月21日)。
福島第1原発半径20km圏内が、4月22日0時から警戒区域になっています。
        
*警戒区域…緊急事態応急対策に従事する者以外、立入り禁止となります

・福島第1原発の半径20km圏外にも、計画的避難区域と緊急時避難準備区域が設定されました(4月22日)。
         
*計画的避難区域…事故発生から1年内に、放射能の積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのある区域。
指定された区域は、葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町の一部、南相馬市の一部。
計画的避難区域の住民は、別の場所へ、計画的に避難することが求められます。
         
*緊急時避難準備区域…広野町、楢葉町、川内村、田村市の一部、南相馬市の一部。この区域の住民は、緊急時に、屋内退避や避難ができる準備を。自主的避難要請が出ています。