☆難航する救助活動、NZ大地震
2011年２月23日、外務省がニュージーランド南島で発生した、大地震の救助状況等を発表。
（外務省報道官会見）
それによると、23日時点で、邦人20数名の安否が取れない状況。
多くは、語学研修でニュージーランドを訪れた学生。
倒壊したクライストチャーチの語学学校のビルの中に、閉じ込められている模様。
内訳は、短期留学に行っていた富山外国語専門学校の関係者、10名。
他の語学学校が手配した留学生が、計約10数名。
【ニュージーランド大地震】
2011年２月22日朝（日本時間）、ニュージーランド南島クライストチャーチ南東約10ｋｍ付近でマグニチュード6.3の地震が発生。
クライストチャーチ市では、市中心部にある大聖堂をはじめ、多くの建物・家屋が崩壊。
多数の死傷者が出ている。
（日本時間２月22日午後２時現在、65名の死亡が確認）
地震発生後、余震が断続的に発生（最大マグニチュード5.7）。
救助活動が難航している。
クライストチャーチ市内には多数の日本人が住んでいるとともに、語学研修等で多数の日本人学生が訪れている。
23日現在、20数名の邦人と連絡の取れない状況。
なお、在ニュージーランド日本国大使館は、22日、三田村秀人大使をトップとする対策本部を立ち上げている。
【クライストチャーチ】
ニュージーランド南島中部に位置する都市。
ニュージーランド第２の都市（南島では最大の都市）で、人口は376,700人（2010年）。
街のシンボルは、市の中心部にある『クライストチャーチ大聖堂』。
（19世紀に建てられたネオゴシック建築）
緑豊な街並みと、レンガ造りの建造物が多数あることから、『イングランド以外で最もイングランドらしい街』といわれている。
毎年、多数の日本人が、観光やビジネスで訪れている。
|
|
|