くにゅーニュース(2011年2月)
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☆宮崎県、鳥インフル8例目

2011年2月5日、宮崎県が、県北部の高千穂町の肉用鶏農場で見つかった高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例について、遺伝子検査の結果、陽性(感染していた)と発表。

型は、先に同県で見つかった鳥インフルエンザと同じ、H5亜型。
これで、宮崎県での感染は、8例目。

【宮崎県での鳥インフルエンザ】
1例目…宮崎市(県南部)
2例目…新富町(県中部)
3例目…都農町(県中部)
4例目…川南町(県中部)
5例目…延岡市(県北部)
6例目…高鍋町(県中部)
7例目…宮崎市(県南部)
8例目…高千穂町(県北部)

【高病原性鳥インフルエンザ対策】
1、人・車輌等による侵入の防止
・なるべく外来者を入れない。
・消毒の徹底。

2、野鳥・野生動物による侵入の防止
・鶏舎には2cm角以下の網目の防鳥ネットを上から覆う。
・防鳥ネットの補修を欠かさず。
(宮崎の養鶏場では、防鳥ネットが一部破損していた)
・間隙を塞ぎ、ネズミの侵入を防止。
・ネズミを見つけた場合、捕獲装置の設置、殺鼠剤の使用により駆除。
・鶏舎周辺、農場敷地周縁及び農場内道路へ消石灰を散布。
・鶏舎の中に入ったら、すぐに扉を閉める。

3、飲用水・飼料の汚染による侵入の防止
・新鮮な水道水を使う。
・水道水以外を使用する場合、鶏が飲む時に遊離塩素濃度が0.1ppm以上含まれるよう調整。
・飼料タンク付近は、常に清潔を保つ。
・倉庫等では、野鳥等の侵入防止、ネズミの駆除を行う。

4、鶏舎内外の整理・整頓・清掃
・鶏舎内外の整理・整頓・清掃や草刈り、木の伐採。
(ネズミや野鳥の繁殖場所を失くす)

5、鶏の健康管理及び取扱い
・健康な鶏の導入や、死亡鶏の適切な処理を行う。
・鶏舎内の環境整備(適正な飼養羽数と良い換気)や、適正な飼料の給与。

6、鶏糞の処理
・鶏糞は、農場内で適切な水分管理をして、十分に発酵させる。
(中心温度が70℃以上に)
・農場外に持ち出す場合は、病原体の拡散させないように注意。
・鶏糞処理施設にも、防鳥ネットを。
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『鳥インフルエンザ』

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