くにゅーニュース(2011年4月)
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押尾被告の控訴、棄却

2011年4月18日、東京高等裁判所は、元タレントの押尾学被告(32)に対し、控訴棄却の判決を言い渡した。

押尾被告は、合成麻薬を使用し、容体が急変した女性を放置したとして、一審の裁判員裁判で実刑判決を受けていた。
(保護責任者遺棄罪で懲役2年6月)
この判決を不服として、同被告は控訴していた。

【押尾学事件】
押尾被告が、2009年8月、東京・六本木ヒルズの部屋で、飲食店従業員の田中香織さん(当時30歳)と、合成麻薬の『MDMA』を使用。
その後、田中さんの体調に異変が起き、死亡。

押尾被告は、適切な救命措置を取らず、田中さんを死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に。
さらに、合成麻薬『MDMA』を譲り受け、譲渡、所持した罪(麻薬取締法違反)に問われていた。

2010年9月3日の東京地裁の初公判で、押尾被告は、保護責任者遺棄致死と麻薬取締法違反・譲渡について、無罪を主張。
麻薬取締法違反・譲り受け、所持については、認めた。
(この裁判は、被告が有名人である、初の裁判員裁判)
2010年9月14日まで、7回公判が行われた。
2010年9月17日、東京地裁は、押尾被告に保護責任者遺棄罪で懲役2年6か月の実刑判決を言い渡した。
(1審裁判員裁判の判決)
押尾被告は、この判決を不服として、控訴。
2011年4月18日、東京高裁は押尾被告の控訴を棄却。
(控訴審判決)
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