☆ユッケにご注意を
2011年4月29日、富山県が、腸管性出血性大腸菌(O111)感染症で、10歳未満男児が死亡したと発表。
県によると、同男児は、4月17日~24日、砺波市及び高岡市の焼肉店(同じ系列)で食事をして、食中毒を発症した38名(4月30日現在)の中のひとり。
原因食材はユッケ(推定)とみられ、患者からは腸管出血性大腸菌O157、及び腸管出血性大腸菌O111が検出されている。
【ユッケ】
生肉を用いた韓国の肉料理。
生肉を使った韓国式のタルタルステーキ様の料理。
生の牛肉(主にランプなどのモモ肉)を細切りにし、ゴマやネギ、松の実などの薬味と、醤油やごま油、砂糖、コチュジャン、ナシの果汁などの調味料で和え、中央に卵黄を乗せて供することが多い。
【腸管出血性大腸菌による食中毒予防のポイント】
○肉は、十分加熱(75℃、1分間以上)する。
○ユッケや生レバーなど肉を、生で食べることは避ける。
○生肉を処理した包丁やまな板は、十分洗浄、消毒して使う。
○焼肉の時には、焼く箸と食べる箸を使い分け、生肉に触れた箸で食事をしないようにする。
○冷蔵庫内では、生肉や生肉のドリップが他の食品に触れないよう容器に入れて保存する。
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