はるかな『尾瀬』、2011・山開き
2011年5月24日、福島県檜枝岐村(ひのえまたむら)の御池登山口で、尾瀬国立公園の山開きが行われた。
はるかな『尾瀬』も、シーズンに入ったわけだが…。
(尾瀬の代名詞『ミズバショウ』は、例年どおり、5月下旬から6月上旬が見頃)
今年は、福島第一原発の影響が、あちこちに。
まず、初日の登山客が、例年の半分以下。
また、土地問題が、関係者をヤキモキさせている。
(尾瀬の土地の40%を、東京電力が所有)
(水力発電所の源流部に当たるため)
原発事故の補償に絡み、土地は売却することになるという意見も…。
(現時点で東電は否定。しかし、会社自体存続できるかどうか…)
【尾瀬(尾瀬国立公園)】
福島県・新潟県・栃木県・群馬県の4県にまたがる高地の盆地状高原。
(日本最大の高層湿原)
中心となる『尾瀬ヶ原』は、約1万年前に形成された。
貴重な動植物の宝庫で、純白の花『ミズバショウ』は、その代名詞。
なお、尾瀬の山開きは、群馬県片品村と福島県檜枝岐村が交互に行ないます。
2010年は片品村で行われ、2011年は檜枝岐村。
来年(2012年)は、片品村で山開きが行われます。
|
|
|