小笠原諸島、世界遺産に
2011年６月24日、パリで開かれている世界遺産委員会（ユネスコ）は、小笠原諸島（東京都）を、世界遺産（自然遺産）に登録することを決定した。
日本国内でユネスコの世界遺産（自然遺産）に登録されたのは、白神山地（青森県・秋田県）、屋久島（鹿児島県）、知床（北海道）に続く４カ所目。
【小笠原諸島】
東京都心から南南東に約1000キロの、太平洋上にある大小30余の島々。
東京都小笠原村。
総面積は104km²。
父島、母島のみ、一般住民が暮らしている。
（硫黄島には自衛隊、南鳥島には自衛隊・気象庁・海上保安庁が常駐）
小笠原諸島は形成以来、大陸から隔絶していたため、島の生物は独自に進化した。
そのため、東洋のガラパゴスと呼ばれるほど、貴重な動植物が多い。
1972年、国立公園（笠原国立公園）に指定されている。
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