くにゅーニュース(2011年7月)
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汚染稲わら給与牛、411頭出回る

2011年7月18日、福島県が、畜産農家(放射能汚染している稲わらを肉牛に与えていた農家)は7戸と発表。

また、汚染稲わらを給与された牛が、411頭、市場に出荷されていたことも公表。
なお、稲わらから検出された放射性セシウムの量は、もっとも数値の高いもので、69万ベクレル/kg。

これを受け、厚生労働省は、流通したと見られる自治体に対して、該当する牛肉の調査を依頼した。

【牛肉から高濃度放射性セシウム検出事件】
2011年7月8日、東京都が牛肉の放射能検査(モニタリング検査)を実施。
牛肉から、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。
(放射性セシウムの暫定規制値は、500ベクレル/kg)
検出された牛肉は、福島県南相馬市の農家が、5~6月に出荷したもの。
調査の結果、この農家が出荷した6頭の牛から、高濃度の放射性セシウムが検出された。
6頭の牛肉は、すでに、各地に出荷されていた。
(大阪府は、この牛肉から、4350ベクレル/kgのセシウムを検出)

原因は、放射能汚染した稲わらを、牛に給与していたためとみられている。
調査を進めた結果、他の畜産農家でも同様のことが。
福島県によると、7月18日時点で、7戸の畜産農家(411頭が出荷済み)が、汚染された稲わらを給与していた。
(稲わらからは、最大69万ベクレル/kgの放射能セシウムを検出)
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