くにゅーニュース(2011年7月)
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13頭から、規制値を超える放射性セシウム

2011年7月20日、厚労省は、牛(放射能汚染している稲わらを給与された)が、市場に出回った事件の調査結果を発表。

7月20日時点で、暫定規制値を超える放射性セシウムが確認されたのは、13頭。
放射性セシウムの濃度は、もっとも高いもので、2300ベクレル/kgであった。

【牛肉から高濃度放射性セシウム検出事件】
2011年7月8日、東京都が牛肉の放射能検査(モニタリング検査)を実施。
牛肉から、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。
(放射性セシウムの暫定規制値は、500ベクレル/kg)
検出された牛肉は、福島県南相馬市の農家が5~6月に出荷したもの。
調査の結果、同じ農家が出荷した6頭の牛から、高濃度の放射性セシウムが検出された。
(牛肉からは、最大で、4350ベクレル/kgのセシウムが検出された)
これらの6頭の牛肉は、すでに、各地に出荷されていた。

原因は、汚染された稲わらを、牛に給与したためとみられている。
調査を進めた結果、他の畜産農家でも同様のことが行われていた。
福島県によると、7月18日時点で、7戸の畜産農家(411頭が出荷済み)が、汚染された稲わらを給与していた。
(稲わらからは、最大69万ベクレル/kgの放射性セシウムを検出)

7月20日時点で、出荷された13頭の牛の肉から、暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。
もっとも高い数値は、2300ベクレル/kg。
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