くにゅーニュース(2011年8月)
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安愚楽牧場、民事再生手続に

2011年8月10日、安愚楽牧場が、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、民事再生手続に入ったと発表した。
(東京地裁への申請は8月9日)

事実上の経営破綻で、今後は法的手続きに。
(再生計画案が認可・確定した後、その計画に基づき、債権が弁済されることになる)

民事再生申立書によると、債権者は7万4798人。
負債額は、4330億8300万円。
(今年の経営破綻では、最大の負債額)

経営破綻の要因として、安愚楽牧場は、東京電力福島第一原発事故による契約解除の増加や、和牛の価格下落を挙げている。
そのため、東電に、損害賠償を請求する考え。

【安愚楽牧場(あぐら)】
和牛オーナー制度を運営する株式会社。
(栃木県那須塩原市)
栃木県、北海道、宮崎県などで、40ヶ所の牧場を経営。
それ以外に、多数の牧場に和牛を預託している。
直営と預託を合わせて、飼育和牛は、14万6千頭。
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