民主党代表に、野田佳彦氏
2011年８月29日、 菅直人総理の後任を決める民主党代表選が行われ、野田佳彦氏（54）が新たな党代表に決まった。
29日午前11時から、都内で民主党の両院議員総会が開かれ、候補者の演説のあと、投票が行われた。
一回目の投票で、有効投票数の過半数をとる候補者はなく、規定により、上位２名（海江田万里、野田佳彦）の決戦投票に。
決選投票では、野田佳彦氏が215票、海江田万里氏が177票。
野田氏が、新たな民主党代表に決まった。
なお、野田氏の任期は、2012年９月末まで。
【民主党代表選挙結果】
＜１回目の投票結果＞
（有権者数398名、投票総数395票、有効票395票）
・前原誠司…74票
・馬淵澄夫…24票
・海江田万里…143票
・野田佳彦…102票
・鹿野道彦…52票
＊過半数の票を獲得した候補者がいなかったため、上位２人（海江田万里、野田佳彦）による「決選投票」に。
＜決戦投票＞
（有権者数398名、投票総数395票、有効票392票、無効票３票）
・野田佳彦…215票（当選）
・海江田万里…177票
＊野田佳彦氏が党代表に決まった。
【野田佳彦】
のだよしひこ、54才。
衆議院議員（５期）、現財務大臣。
千葉県船橋市生まれで、早稲田大学政治経済学部卒。
大学卒業後、松下政経塾に。
千葉県議会議員を２期務めたあと、日本新党から総選挙に立候補し、衆議院議員に。
その後、新進党を経て、民主党に。
民主党『野田グループ』の領袖。
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