株、２年半ぶりの安値
2011年９月26日、東京株式市場・日経平均株価は、-186.13円の8374.13円。
２年半ぶりの安値となった。
ヨーロッパの信用不安。
アメリカ経済が良くないこと。
１ドル76円前半（９月26日15時時点、日本時間）の円高。
増税派の野田政権。
などが、原因と見られている。
中でも、
「円高が大きい」
「一時的な円高であれば、それほど問題は無いが、１ドル76円台が続いているからね」
専門家からは、そういう意見が。
【主な円高要因】
１、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、ユーロ圏全体に波及。
ユーロ安から円高に。
２、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
（原油価格の高騰などの原因で、５月の貿易赤字は502億ドル）
連邦政府の債務が巨額に。
３、日本当局の怠慢
機能不全に陥っている菅政権と、ノロマな亀の日銀。
円高が進んでも有効な対策が打てない。
４、他国の思惑
中国などが、リスク分散に動くと見られていること（ドル離れ）。
（2011年６月末で中国の外貨準備高は3兆1975億ドル。アメリカ国債とドル資産が中心）
５、マネーゲーム
「当分、ヨーロッパの信用不安が治まらない」
「アメリカ経済の立て直しに、時間が掛かる」
「日本当局は、有効な対策がとれない」
そう考えた投資家が、さらに円高が進むと読み、円を買っているため。
|
|
|