死者・行方不明者、１００名を超える
２０１１年９月７日、消防庁が、台風１２号による死傷者数を発表。
それによると、７日１５時までに確認された死者は４９名。
行方不明者は５５名。
死者・行方不明者の多くは、土砂崩れに巻き込まれたり、増水した河川に流されたことによる。
地域別では、和歌山県で死者・行方不明者が６９名ともっとも多く、次いで奈良県の２４名。
なお、紀伊半島において土砂崩れで道路が寸断されていたが、応急措置を施し、孤立集落はほぼ解消された。
ただし、現在も電気や電話などのライフラインの途絶えた地域が多数。
【台風１２号の軌跡】
８月２５日、小笠原近海の太平洋で発生。
９月３日１０時前、高知県東部に上陸。
その後、四国を縦断、瀬戸内海に。
９月３日１８時頃、岡山県南部に再上陸。
９月４日未明、鳥取県倉吉付近から日本海へ抜ける。
【台風１２号による降水量】
（８月３０日～９月６日まで、多い地点）
・奈良県上北山…１８０８ミリ
・三重県宮川…１６２０ミリ
・奈良県風屋…１３５８ミリ
・和歌山県西川…１１５２ミリ
・和歌山県色川…１０９３ミリ
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