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ペニーオークション詐欺の影響、広がる

2012年12月13日、タレントの「ほしのあき」が、ペニーオークション詐欺事件に関わった「お詫び」を、自身のブログ(アメーバブログ)に掲載しました。

それによると、2010年12月初旬、友人より依頼を受け、2010年12月27日、アメーバブログ上に「ペニーオークションでプラズマクラスターをゲットした」との記事を掲載。
      
実際には、オークションで落札せず現物を受けとった、また、この見返りに金銭(30万円)を得たことも公表しました。

この問題は、2012年12月7日、大阪、京都両府警が、詐欺の疑いでペニーオークションサイト「ワールドオークション」の運営者4名を逮捕したことに始まります。

両府警によると、このサイトでは参加者が落札できないシステムとなっており、参加者の手数料をだまし取っていたとのこと。
     
ほしのあきは、このサイトの宣伝を、自身のブログ(アメーバブログ)で行なっていました。
オークションに参加して、プラズマクラスターをゲットしたと記載しました。

また、同様のペニーオークションサイトで、商品をゲットしたとアメーバブログに記載した多数のタレントも、実はオークションに参加していないことを公表。
謝罪のコメントを発表しました。

【ペニーオークション詐欺事件】
2012年12月に、大阪府警と京都府警が関係者を逮捕した、インターネットのオークションを利用した手数料詐欺事件。
       
ペニーオークションは、入札する度に、手数料が必要になるインターネットオークション。

2005年にドイツで始まり、日本では2009年頃から盛んとなり、2010年に入ると、国民生活センターへの相談が増加。
   
入札を繰り返すと、多額の手数料が掛かり、さらに落札できないケースが続出したため、手数料詐欺ではないかとの相談。
これを受け、2010年、消費者庁がペニーオークションについて注意喚起を行ないました。

2012年12月7日、京都府警と大阪府警は、詐欺の疑いで、ペニーオークションサイト「ワールドオークション」を運営していた大阪市のネット関連会社社長・鈴木隆介容疑者(30)、大阪市浪速区の会社員・足立浩之容疑者(30)、大阪市中央区の会社員・秋山正雄容疑者(43)、兵庫県西宮市の会社員・金成貴容疑者(40)の計4名を逮捕。

このサイトのオークションでは、参加者が落札できないようプログラムが組まれていました。
俗にいう「手数料詐欺」です。
このサイトの広告を行なっていたのが、タレントの「ほしのあき」。

なお、ワールドオークションは、2012年11月14日にサイトを閉めています。
また、これらのサイトのステマ広告は、アメーバブログ上で行われていました。

ニュースINDEX.2012年12月②
★社会・国内
『犯罪・詐欺』

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