2012年3月30日、野田内閣は、消費税率引き上げ法案を閣議決定しました。
引き上げ法案は、消費税を2014年4月1日に5％から8％へ、2015年10月1日に10％へ引き上げるとしたもの。
今回の閣議決定では、国民新党の自見郵政改革・金融担当大臣も法案に署名を行ないました。
一方、国民新党の亀井代表は、消費税引き上げに反対しており、今後、国民新党が分裂状態となるのは避けられない状況になりました。
また、民主党内にも、消費税の引き上げは公約違反で容認できないとする議員も多く、同党も分裂状態となる公算が強くなっています。
すでに、反対派の9名が昨年末に離党、新党きづなを立ち上げています。
■新党きづな・結成までの経緯
2011年12月28日、民主党の衆議院議員9人が、民主党の樽床伸二幹事長代行に離党届を提出。
離党理由は、野田政権が進めている消費税の引き上げ（増税）は公約違反で、容認できないため。
2012年1月4日、民主党を離党した9名は、新党きづなを結成し、総務省に政治団体の届け出を行ないました。
■新党きづなの議員
・内山晃元（代表）
・斎藤恭紀
・渡辺浩一郎（幹事長）
・中後淳
・石田三示
・三輪信昭
・小林正枝
・豊田潤多郎
・渡辺義彦
＊いづれも衆議院議員