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前田国交大臣、公職選挙法違反

2012年4月11日、衆議院国交委員会で、自民党の伊東良孝議員が、前田武志・国土交通大臣の公職選挙法違反について、追求を行ないました。

伊東議員の追求に対し、前田大臣は、自ら、署名したものであると認めました。
一方、具体的な文章の内容は知らなかったと述べました。

この事件は、前田大臣が下呂市長選挙の告示前に、下呂建設業協会の森本繁司理事長に対して、民主党系候補への支援を依頼する内容の文書を送付していた問題。

大臣の署名を付して、国土交通省の封筒で、郵送していました。
これは、公職選挙法で禁止されている「事前運動」や「公務員の地位利用」にあたります。

今回、自ら署名したこと(公職選挙法違反)を認めたため、大臣辞任は避けられない状況になりました。

■国交大臣の公職選挙法違反事件
2012年4月15日に投開票される下呂市長選挙において、前田武志・国土交通大臣が、下呂建設業協会の森本繁司理事長に、民主党系候補への支援を依頼する内容の文書を送っていた事件。

告示前に、国土交通大臣の署名入りで、国土交通省の封筒を使用して郵送。
公職選挙法違反(事前運動と公務員の地位利用)にあたります。

夕刊フジがスクープし、2012年4月11日、衆議院の国交委員会で、自民党の伊東良孝議員が追求。
前田大臣は、自ら、署名したことを認めたが、文書の中身や相手先は知らなかったと回答しました。

■前田武志
まえだたけし、74歳。
民主党所属の参議院議員、国土交通大臣。
奈良県十津川村出身。
京都大学工学部卒。

■公職選挙法・抜粋
<選挙運動の期間>
第129条 選挙運動は、各選挙につき、候補者の届出のあつた日から、当該選挙の期日の前日まででなければ、することができない。

<公務員等の地位利用による選挙運動の禁止>
第136条の2
次の各号のいずれかに該当する者は、その地位を利用して選挙運動をすることができない。
1、国若しくは地方公共団体の公務員、又は特定独立行政法人、若しくは特定地方独立行政法人の役員、若しくは職員
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