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オランド新大統領、誕生

2012年5月15日(現地時間)、社会党のオランド前第1書記が、フランス大統領に就任した。
(5月6日のフランス大統領選で当選)

オランド新大統領は、就任直後の演説で、ユーロ債(ユーロ圏共同債)の創設などを提案、大規模なインフラ整備などにより、雇用安定と経済成長させることを訴えた。
(ユーロ債導入には、欧州連合25カ国がまとめた財政協定の再協議が必要な上、ドイツがユーロ債に対し、反対の立場を取っている)

【フランソワ・オランド】
フランス・ルーアン(フランス北部)出身。57歳。
フランス社会党の前第1書記。

フランス国立行政学院卒業。
ミッテラン元大統領の下で、経済問題を担当する大統領府のスタッフを。
1997年から社会党トップの第1書記に。

【フランス大統領選挙】
現在の任期は5年のため、5年毎行われる大統領選。
1回目の直接選挙で過半数を獲得する候補者がいれば、その候補者が当選。

1回目の選挙で過半数を獲得する候補者がいない場合は、上位2名による2回目の選挙となる。
2回目の選挙では、多数の票を得た候補者が当選となる(大統領に)。

2012年4月22日、大統領選挙の1回目が行われた(立候補は10名)が、誰も過半数に達しなかった。
そのため、上位2名(社会党第一書記のオランド候補と、サルコジ現大統領)の決戦投票に。

2012年5月6日、2回目の直接選挙が行われ、オランド候補が当選した。
(当選が決まったのは、日本時間7日)

ニュースINDEX.2012年5月②
★政治・国際
『フランス』

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