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株価、8千7百円台に

2012年5月22日、東京株式市場・日経平均株価(終値)は、前日比+95.40円の8729.29円。

90円を超える「上げ」となり、8千7百円台に。

「先週大きく下げた反発で、上げとなっただけ」
「ヨーロッパの信用問題やアメリカの景気。それによる円高も」
悲観的見方をする市場関係者も多い。

当分は、冴えない状況が続きそうな気配。
(とくに、6月のギリシャの再選挙まで)

なお、為替は、22日15時時点で、1ドル79円前半、1ユーロ101円後半の取り引き。
(あいかわらず、円高が続いている)

【主な株安要因】
1、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、イタリア、ポルトガル、スペインなどユーロ圏全体に波及。
この信用不安が日本の株式市場にも。

2、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
(原油価格の高騰などの原因で、毎月の貿易赤字が500億ドル前後)
さらに、連邦政府の債務が巨額。
これらが、アメリカ株式市場の下落に。
そして、日本市場にも悪影響を。
(株安連鎖)

3、円高
ヨーロッパの信用不安、アメリカの景気悪化を受け、円高に。
円高は日本の輸出産業(自動車、電機など)の収益悪化となり、結果、輸出割合の高い企業の株が売られ、相場全体を下げることに。

4、緊迫する中東情勢
イランの核開発問題に絡み、中東情勢が緊迫。
(イスラエルが空爆を行う可能性も)
さらに、石油の高騰する可能性が。
(すでに高くなっているが、さらに)
(石油の高騰は、日本経済に大きな悪影響を及ぼす)

5、現物市場への資金の流出
世界経済の悪化や中東情勢を受け、投資家が株式市場から、より安全な現物市場(金など)へ資金を移動させたため。

ニュースINDEX.2012年5月②
★経済・国内
『株価』

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