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株価下げ止まらず、8千6百円台

2012年6月26日、東京株式市場・日経平均株価(終値)は、前日比-70.63円の8663.99円。
3営業日続けての「下げ」となり、8千6百円台に。

原因としては、
・ヨーロッパの信用不安が長引きそうなこと。
・ファーストサーバーの顧客(数千ユーザー)データ消失事件。
・円高が進んだこと。
などが挙げられている。
(為替は26日15時時点で、1ドル79円後半、1ユーロ99円後半の取り引き)

なお、SMBC日興証券の元執行役員がインサイダーで逮捕されたことも、株価に影響を与えているという専門家も。

【主な株安要因】
1、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、イタリア、ポルトガル、スペインなどユーロ圏全体に波及。
この信用不安が日本の株式市場にも。

2、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
(原油価格の高騰などの原因で、毎月の貿易赤字が500億ドル前後)
さらに、連邦政府の債務が巨額。
これらが、アメリカ株式市場の下落に。
そして、日本市場にも悪影響を。
(株安連鎖)

3、円高
ヨーロッパの信用不安、アメリカの景気悪化を受け、円高に。
円高は日本の輸出産業(自動車、電機など)の収益悪化となり、結果、輸出割合の高い企業の株が売られ、相場全体を下げることに。

4、緊迫する中東情勢
イランの核開発問題に絡み、中東情勢が緊迫。
(イスラエルが空爆を行う可能性も)
さらに、石油の高騰する可能性が。
(すでに高くなっているが、さらに)
(石油の高騰は、日本経済に大きな悪影響を及ぼす)

5、現物市場への資金の流出
世界経済の悪化や中東情勢を受け、投資家が株式市場から、より安全な現物市場(金など)へ資金を移動させたため。

ニュースINDEX.2012年6月②
★経済・国内
『株価』

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