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連休明け、わずかに上げる

2012年7月17日、連休明けの東京株式市場・日経平均株価(終値)は、連休前比+30.88円の8755.00円。
為替が円高となっている中、わずかだが上げて終えた。

「先週大きく下げた反発だが、円高が重しとなっている(反発が弱い)」
「様子見気分が強いうえ、SMBC日興証券のインサイダー事件が影を落としている」
(7月15日、横浜地方検察庁が、SMBC日興証券の元執行役員・吉岡宏芳容疑者らを再逮捕)
市場からは、そういう意見が。

【主な株安要因】
1、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、イタリア、ポルトガル、スペインなどユーロ圏全体に波及。
この信用不安が日本の株式市場にも。

2、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
(原油価格の高騰などの原因で、毎月の貿易赤字が500億ドル前後)
さらに、連邦政府の債務が巨額。
これらが、アメリカ株式市場の下落に。
そして、日本市場にも悪影響を。
(株安連鎖)

3、円高
ヨーロッパの信用不安、アメリカの景気悪化を受け、円高に。
円高は日本の輸出産業(自動車、電機など)の収益悪化となり、結果、輸出割合の高い企業の株が売られ、相場全体を下げることに。

4、緊迫する中東情勢
イランの核開発問題に絡み、中東情勢が緊迫。
(イスラエルが空爆を行う可能性も)
さらに、石油の高騰する可能性が。
(すでに高くなっているが、さらに)
(石油の高騰は、日本経済に大きな悪影響を及ぼす)

5、現物市場への資金の流出
世界経済の悪化や中東情勢を受け、投資家が株式市場から、より安全な現物市場(金など)へ資金を移動させたため。

ニュースINDEX.2012年7月②
★経済・国内
『株価』

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