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東北の夏を閉める、五西馬音内の盆踊

2012年8月18日、16日から開催されていた日本三大盆踊りのひとつ、秋田県羽後町の『西馬音内の盆踊』が閉幕。
          
今年も期間中、10万人を超える人出で賑わった。

【西馬音内の盆踊(にしもないのぼんおどり)】
毎年8月16日~18日、秋田県羽後町・西馬音内本町通りにおいて行われる盆踊り。
(小雨程度は通常どおり。豪雨の場合、屋内に会場が変更)
(本町通りは、東西に300mの2車線道路)
(例年、大変な混み合い。ゆっくり鑑賞されたい方は、有料席を)

阿波踊り、郡上おどりとともに、日本三大盆踊り。
踊りとして、初めて国の重要無形民俗文化財に指定。

編み笠や頭巾をかぶった踊り手が、優雅に、かつ、しなやかに舞う。
例年、期間の3日間で10万人の人出。

西馬音内盆踊りは、13世紀、蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)の境内で、豊年祈願として踊ったのが起源といわれています。
これに、安土桃山時代、西馬音内の城主・小野寺一族が滅び、その家臣たちが旧盆に宝泉寺(西馬音内寺町)境内で行っていた「亡者踊り」と融合。
現在の踊りに。

また、踊りの会場は、江戸時代中期に、「本町通り」に移った。
(以降、現在まで)

西馬音内盆踊りの特徴は、衣装と踊り。
衣装は、「藍染」、伝統的な「端縫い」の浴衣、あるいは「ひこさ頭巾」。

端縫いは、多数の絹布(けんぶ)をはぎ合わせたもの。
帯もしぶ味好みのものが多く、結び方は御殿女中風。
この衣装に、編み笠を組み合わせる。

ひこさ頭巾は、黒い布で顔を隠した(黒い覆面)もので、西馬音内の盆踊が「亡者踊り」といわれるゆえん。

踊りは、しなやかな手振りと優雅な足さばきが特徴。

*参考…羽後町「西馬音内の盆踊」。
*起源や由来、特徴については、諸説あります。


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