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2012年のノロウイルス、1万7千人強

2013年10月7日、厚生労働省が、2012年の「ノロウイルスによる食中毒」発生状況を発表。
(2012年のノロウイルス食中毒のまとめ)

それによると、2012年のノロウイルスを病原物質とする食中毒は416件。
食中毒患者数は1万7632人(死者数は0人)。
47都道府県で発生(発生しなかった都道府県は無し)。
冬場(1月、2月、3月、12月)での発生が圧倒的に多いが、2012年は夏場にも発生がかなり見られた。
また、食中毒事件の72%が、飲食店で発生している。

【ノロウイルスによる食中毒発生件数、患者数、過去5年】
・2012年…416件(患者数…1万7632人)
・2011年…296件(患者数…8619人)
・2010年…399件(患者数…1万3904人)
・2009年…288件(患者数…1万874人)
・2008年…303件(患者数…1万1618人)

【ノロウイルス感染症】
嘔吐、下痢、腹痛、発熱を主症状とする感染症胃腸炎の1つ。
通常、秋から冬(12月~1月が発生のピーク)にかけて流行。
近年、多い年は3万人弱の感染者。少ない年で1万人強。
感染力が非常に強く、乳幼児や高齢者が感染すると重症化する場合も。
      
<予防のポイント>
1、手洗い。
排便後、調理や食事の前、外出後には石けんと流水で十分に。
2、カキなどの二枚貝を調理する時は、中心部まで十分加熱。
3、便や吐物を処理する時は、使い捨てのマスク、手袋を着用し、その後、石けんと流水で十分に手洗い。

ニュースINDEX.2013年10月①
★社会・国内
『感染症』

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