15日、ダライ・ラマ14世、来日
2013年11月15日、チベット仏教の最高指導者で、チベット亡命政府の精神的指導者でもあるダライ・ラマ14世が来日した。
(同日、成田空港に到着。来日は約1年ぶり)
11月26日まで滞在予定。
(各地で講演など行う)
【ダライ・ラマ14世】
ダライ・ラマは、チベット仏教ゲルク派最高位の僧侶のことで、17世紀からチベット政府の長として、チベットの元首の地位を保有
している。
ダライ・ラマ14世はその14代目で、現在、世界的な仏教指導者の一人であるとともに、チベット仏教の最高指導者。
(1989年、世界平和やチベット文化の普及における貢献が評価され、ノーベル平和賞を受賞)
1950年にチベットが中国に侵略されたあと、インドに亡命。
1959年に発足した「チベット臨時政府(チベット亡命政府)」において、2011年までトップ(長)を務めた。
2011年に政治的指導者を引退した後は、精神的指導者という立場にある。
*ゲルク派はチベット仏教の一宗派(ゲルク派以外にも宗派がある)であるが、他の宗派もダライ・ラマ14世をチベット仏教の最高の長とみなしている。
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