2015年秋までの政府予算、成立へ
2013年12月18日(現地時間)、アメリカ議会・上院が、2年間(2015年秋まで)の予算案を賛成多数で可決。
(下院も賛成多数で可決済み。オバマ大統領が署名すれば成立)
超党派で予算案について合意したことを受け、今回の可決となった。
なお、この予算に反対した共和党議員も多数。
【アメリカ連邦政府の予算問題】
「オバマケア」と呼ばれる医療保険制度改革に反対する共和党が、その予算を認められないとし、予算案や政府の債務引き上げにも反対する。
共和党は下院で過半数を持つため、連邦政府の新年度予算が2013年9月30日までに成立せず、一部政府機関が閉鎖に追い込まれた。
(アメリカ連邦政府の会計年度は10月1日から翌年9月末まで)
(共和党は、オバマ政権が推進する医療保険制度改革の1年延期を求めている)
2013年10月16日、アメリカ議会両院(上院、下院)が、「連邦政府の債務上限を引き上げ法案」、「政府機関閉鎖を解除するための法案」を可決し、問題を先送り。
(引き上げられた債務上限は、来年2月7日までに必要な金額。予算は、来年1月15日までの暫定予算)
その後、共和党と民主党の間で協議が続けられ、2013年12月10日、超党派で予算案について合意。
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