イランの核・合意を受け、外務大臣談話
2013年11月24日、外務省が、イランの核問題(EU3+3とイランとの合意)について、外務大臣談話を発表。
11月24日、イランの核問題について、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、中国、ロシア(略称「EU3+3」)がイランと交渉を持ち、解決への、最初の措置について合意した。
これを受けた談話。
【外務大臣談話、イラン核問題の合意について】
(2013年11月24日)
1、11月24日(現地時間)、ジュネーブで、イランとEU3(英仏独)+3(米中露)との交渉において、初期段階の措置で合意に至ったことを、包括的解決に向けた大きな一歩として歓迎します。
2、日本は、ローハニ政権の誕生直後から、高村総理特使のイラン派遣、国連総会での首脳会談及び外相会談、そして先般の私のイラン訪問まで、一貫してイラン側が柔軟性を発揮すべきことを促してきたほか、EU3+3側とも協議を続けてきました。
3、日本としては、先般発表された「イランーIAEA合意」と合わせ、今回の合意内容が迅速に履行され、最終合意に向けた更なる努力が払われることを望んでいます。
4、私は先般のイラン訪問でいくつかの具体的提案をもって働きかけましたが、今後とも、最終的な合意の形成とその実施に向けて、イランに対する働きかけを行うとともに、EU3+3とも緊密に協議しつつ、日本独自の立場から取り組んでいきます。
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