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北朝鮮核実験に対し、制裁を発動

2013年2月12日15時43分、内閣総理大臣声明が発出された。
(官房長官が記者会見で、声明を発表)

同日14時39分、朝鮮中央通信が「3回目の地下核実験を成功裏に実施した」と発表したことを受けての声明。
(北朝鮮が核実験をしたことが明らかとなった)

この中で、在日の北朝鮮当局職員の活動を実質的に補佐する立場にある者の、北朝鮮を渡航先とした再入国は原則として認めないこととする制裁措置を明記した。

<内閣総理大臣声明・概要>
1、本日、北朝鮮が第三回核実験を実施したとの発表を行った。

2、国際社会が、北朝鮮に対し、国連安保理決議の完全な遵守を求め、核実験を決して行わないよう繰り返し強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が核実験を強行した。
国際的な軍縮不拡散体制に対する重大な挑戦で、平和と安全を著しく損なうものとして、断じて容認できない。

3、核実験が行われれば、安保理が重要な行動をとると警告している中での核実験。
国連安保理に対する重大な挑戦である。

4、我が国は、北朝鮮に対し、国連安保理決議の完全な履行を強く求める。

5、政府としては、以下の対応を取ることとする。
①引き続き、本件に関する情報収集・分析に万全を期す
②引き続き、国民への的確な情報提供を行う
③引き続き、不測の事態に備え、我が国の平和と安全の確保、国民の安全の確保に万全を期す
④放射能対策連絡会議を開催。また、モニタリング体制を強化する。
⑤国連安保理決議の明白な違反。国連安保理が決議第2087号を踏まえて然るべく対応をとるよう、国際社会との連携をさらに進める
⑥対北朝鮮措置として、在日の北朝鮮当局職員の活動を実質的に補佐する立場にある者の、北朝鮮を渡航先とした再入国は原則として認めないこととする
⑦今後の北朝鮮の対応・国際社会の動向等を考慮しつつ、更なる対応について検討する

【北朝鮮・核実験に対する日本の対応】
2013年2月12日11時57分、気象庁が、北朝鮮付近を震源とする地震(マグニチュード5.2)を観測。
その震動波形を分析した結果、核実験実施による可能性が高いことが判明。

これを受け、安倍総理が、
1、関係省庁においては、緊張感をもって情報収集・分析に努めること。
2、国民に対して的確な情報提供を行うこと。
3、米国、韓国、中国及びロシアを始めとする関係諸国と連携を図ること。
と指示。

同日12時47分より安全保障会議を開催され、総理が指示。
1、北朝鮮の今後の動向等に関し、情報収集・分析の徹底を期すこと
2、核実験に伴う放射性物質の影響を把握するため、関係各国と連携しモニタリング体制を強化すること
3、国際社会と連携をさらに進めるとともに、事実とすれば、北朝鮮に対し、独自の制裁を含め、諸懸案の解決のために有効なあらゆる手段を用いて対応すること
4、不測の事態にも備えるなど、国民の安全・安心の確保に万全を期すこと

同日14時39分、朝鮮中央通信が、「3回目の地下核実験を成功裏に実施した」と発表。
(核実験したことが確定)

同日15時43分、「内閣総理大臣声明」を発出。

ニュースINDEX.2013年2月②
★政治・国際
『北朝鮮』

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