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海江田代表、損害賠償訴訟される ２０１３年２月１８日、経営破綻した安愚楽牧場の出資者３０名が、民主党の海江田万里代表に対し、損害賠償訴訟を起こした。 （東京地裁に、総額６億円強の賠償責任を求めて） 出資者は、海江田代表（経済評論家時代）が書いた記事（同牧場への出資を勧める雑誌の記事）に影響を受けたとして。 （経済評論家・海江田万里を信用し、出資したが、牧場が経営破綻。多額の損害を被った） ＜海江田万里＞ 比例東京ブロック選出の衆議院議員。６３才。 （東京１区で落選。比例区で復活当選） 慶應大学法学部卒。 経済評論家をつとめたあと、税金党より立候補。 その後、日本新党などを経て、民主党に。 （民主党創設メンバーのひとり） 民主党政権時代は、内閣府特命担当大臣（経済財政政策担当など）、経済産業大臣などを歴任。 ２０１２年１２月２５日、民主党代表に選出される。 【安愚楽牧場（あぐら）】 和牛オーナー制度を運営する株式会社であった。 （本社は栃木県那須塩原市に） 全盛期には、栃木県、北海道、宮崎県などで４０ヶ所の牧場を経営し、直営と預託を合わせて、飼育和牛が１４万６千頭を超えていた。 ２０１１年８月９日、多額の負債を抱え、経営破綻状態に陥ったため、東京地裁に民事再生法の適用を申請、民事再生手続に入った。 民事再生申立書によると、債権者は７万４７９８人。 負債額は４３３０億８３００万円。 （２０１１年の経営破綻では最大の負債額） 経営破綻の要因として、東京電力福島第一原発事故による契約解除の増加や、和牛の価格下落を挙げている。 そのため、東電に損害賠償を請求する考え。 ２０１１年１１月８日、東京地裁が再生手続きの廃止を決定し、財産の保全管理命令を出した。 （同社の管財人が、民事再生手続きの廃止を裁判所に申請） 管財人によれば、資金繰りが圧迫しており、このままでは多数の牛が餓死する事態。 そのため、早急に牛を売却する必要があり、時間が掛かる民事再生手続きは無理と判断した。 ２０１１年１２月９日、東京地裁が破産手続き開始を決定。 |
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