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くにゅーニュース・2013桜開花予想

2013年、くにゅーニュース・ソメイヨシノ開花予想は、
・九州、四国など「南の地域」では、平年より早い。
・関東~中国地方の太平洋側は、平年並か、平年より若干早い。
・本州の日本海側、長野、北日本、北海道では、平年より遅い。

(2013年2月18日時点の予想)

<概略>
2012年の11月以降2013年1月までの3ヵ月間が、平年より低い気温となったため、桜の芽の「休眠打破」が、平年より1週間前後早くなっている。

2月以降も平年より低い状態が続いているうえ、気象庁の3ヵ月予報では、3月の気温も平年より低い見込み。
そのため、休眠打破した後の芽の成長は、平年よりゆっくりとなる見込み。

以上の状況から、
元々、冬の気温が高い地域(九州、四国など)は、7日~3日程度、開花が早くなる模様。
(平年より低くなっても、気温が高い地域)
(冬の気温が高いため、休眠打破が遅い地域)
(1週間早い休眠打破が、そのまま開花に影響)


「休眠打破」と「2月以降の気温」の両方に大きな影響を受ける地域(関東~中国の太平洋側)は、平年並か平年より少し早くなる。
(休眠打破が1週間早くても、2月以降の気温が低いため、芽の成長がゆっくりとなるため)

2月以降の気温のみが開花を決定する地域(本州の日本海側、長野、北日本など)は、2月以降の気温が平年より低いと予測されるため、5日前後の遅れに。
(非常に寒いため、例年、1月中には休眠打破が。そのため、休眠打破の早晩が、開花の早晩に影響を与えない)

【くにゅーニュース・ソメイヨシノ開花予想】
(2013年2月18日時点)
<北海道地区>
・北海道…5月4日(札幌、平年は5月3日)
・北海道・函館…5月2日(平年は4月30日)

<東北>
・青森…4月28日(平年は4月24日)
・秋田…4月23日(平年は4月18日)
・岩手…4月25日(盛岡、平年は4月21日)
・山形…4月20日(平年は4月15日)
・宮城…4月16日(仙台、平年は4月11日)
・福島…4月14日(平年は4月9日)

<関東>
・栃木…4月1日(宇都宮、平年は4月1日)
・群馬…4月1日(前橋、平年は3月31日)
・茨城…4月1日(水戸、平年は4月2日)
・東京…3月23日(平年は3月26日)
・神奈川…3月23日(横浜、平年は3月26日)

<甲信越>
・新潟…4月15日(平年は4月9日)
・長野…4月18日(平年は4月13日)
・山梨…3月27日(甲府、平年は3月27日)

<北陸>
・富山…4月10日(平年は4月5日)
・石川…4月9日(金沢、平年は4月4日)
・福井…4月8日(平年は4月3日)

<東海>
・静岡…3月19日(平年は3月25日)
・愛知…3月25日(名古屋、平年は3月26日)
・岐阜…3月25日(平年は3月26日)
・三重…3月29日(津、平年は3月30日)

<関西>
・京都…3月27日(平年は3月28日)
・大阪…3月27日(平年は3月28日)
・兵庫…3月27日(神戸、平年は3月28日)
・奈良…3月28日(平年は3月29日)
・和歌山…3月23日(平年は3月26日)

<中国>
・岡山…3月28日(平年は3月29日)
・広島…3月27日(平年は3月27日)
・鳥取…4月2日(平年は3月31日)
・島根…4月2日(松江、平年は3月31日)

<四国>
・徳島…3月27日(平年は3月28日)
・香川…3月28日(高松、平年は3月28日)
・愛媛…3月24日(松山、平年は3月25日)
・高知…3月16日(平年は3月22日)

<九州>
・福岡…3月20日(平年は3月23日)
・佐賀…3月21日(平年は3月24日)
・長崎…3月20日(平年は3月24日)
・熊本…3月20日(平年は3月23日)
・大分…3月20日(平年は3月24日)
・宮崎…3月17日(平年は3月24日)
・鹿児島…3月18日(平年は3月26日)

*満開は、開花の約一週間後。
*満開の期間は、約5日。
*場所は県庁所在地。
*くにゅーニュースが積算温度(平均気温)で計算した予想日で、今後の天候などに左右されます。
(気温の推移が変わってくれば、大きく開花日が変わってきます)
*満開は、一般的に開花の約1週間後ですが、天候により2週間以上掛かることもあれば、1日で満開になることもあります。


<開花日予想の理論>
桜の花芽が休眠打破した日を割り出し、それ以降の気温を予測し、開花日を予想。
(開花まで、どれくらい掛かるかは、休眠打破したあと、積算温度や積算時間で計算します)
(積算温度:1日の平均気温や最高気温の和)
(積算時間:一定温度以上の時間の和。ex、8℃以上の時間が計400時間など)

<桜の開花まで>
1、桜の「花芽」は、前の年の夏に出来ます。
(花芽は「かが」と読みますが、農学部系や栽培系では「はなめ」と言っています)
(はなめと言ったほうが、わかりやすいという理由のようです)

2、秋になると、花芽は、短日・低温を受け、『休眠』に入ります。
(休眠…活動を止め、成長を停止すること)

3、花芽は、一定期間、低温にさらされると、この『休眠』から目覚めます。
(これが「休眠打破」。1月から2月頃)

4、花芽は休眠から覚めたあと、気温が高くなると成長を始め、そして、開花します。

ニュースINDEX.2013年2月②
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