くにゅーニュース(Qnewニュース)
ホーム ニュース・経済 健康・料理 生活関係 テレビ娯楽 旅・観光 スポーツ
二月堂『お水取り』のお水取り、行われる

2013年3月13日、奈良・東大寺二月堂で、「お水取り」のお水取りが行われた。
(13日未明に行われるが、12日の行事の延長上で行われるため、ガイドブック等では12日の行事として記載されている)

古都・奈良を代表する風物詩で、これが終わると、奈良に本格的な春が訪れる。

【お水取り】
東大寺・二月堂で行われる『修二会(しゅにえ)』のこと。
(一般的には、3月1日から3月14日までの修二会、すべてを指す)
(実際に「お水取り」などの行事が行われる3月12日のみを指すという説も。なお、お水取り行事は13日未明になります)
(東大寺のHPでは、12日から13日未明までの行事をお水取りとして、説明しています)

修二会は、旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつ。
(薬師寺や法隆寺西円堂、長谷寺なども有名)
(本尊に対し、悔過<けか、罪の懺悔告白>を行う)

東大寺の「お水取り(修二会)」は3月1日から14日までの2週間、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる行者が法要を行う。
(752年から行われるようになったと記録されている)

お水取りの写真や映像でお馴染みの『お松明(二月堂の舞台で火のついた松明を振り回す)』は、練行衆が登り廊を登るときの「明かり」として焚かれるもの。
お松明は、期間中、連日行われるが、12日には一回り大きな籠松明が使われる。

なお、12日は、この仏教行事の代名詞となった『お水取り』が行われる。
(正確に13日の午前1時頃)
二月堂にある「若狭井」と呼ばれる井戸から、本尊に供えられたり、供花の水として用いられたりする水(香水)をくむ行事。

ニュースINDEX.2013年3月②
★風物詩
『奈良』

Qnewニュース