交渉に批判殺到、日中韓FTA
2013年3月26日、韓国・ソウルで、第1回目となる日中韓自由貿易協定(FTA)の交渉が開催されました。
これを受け、国内からは批判が上がりました。
特に、インターネットのSNS、掲示板、ツイッターなどでは炎上状態となりました。
批判は、領土などにおいて敵対関係にある中での交渉が背景となっています。
昨年、当時の韓国大統領が竹島へ上陸したことや、中国人による尖閣諸島への不法上陸が行われたことが、大きな原因となっています。
また、昨年の外国人犯罪における検挙の1位と2位が、中国人、韓国人であることも炎上要因となっています。
【日中韓FTA・交渉経緯】
2012年5月13日、北京で、日本、中国、韓国の首脳が会談、3ヵ国によるFTA交渉を、年内に開始することで合意。
2012年8月21日、中国・青島で、日中韓FTA(自由貿易協定)事務レベル協議がスタート。
2013年3月26日、韓国・ソウルで、第1回目となる日中韓自由貿易協定(FTA)の交渉がスタート。
【日中韓FTAに対する主な反対意見】
1、竹島
日本の領土・竹島を、韓国が不法占拠している。
2012年、当時の韓国大統領が竹島に上陸。以降、日本と韓国との関係が悪化しています。
2、尖閣諸島
日本の領土・尖閣諸島を、中国が侵略しようとしている。
2012年8月、中国人7名が不法上陸。
また、現在も連日、尖閣周辺に中国当局の船を航行させ、挑発しています
3、日本の大陸棚申請について、中国、韓国が反対してきた
2012年4月27日、大陸棚限界委員会により、日本の大陸棚申請が認められたが、この申請について中国、韓国が反対した。
4、中国、韓国から来日する犯罪者の多さ
警察白書(2012年4月発表)によると、検挙した来日外国人の犯罪者数で、1位が中国人、2位が韓国人。
特に、韓国からの犯罪者は、観光ビザで日本に入国し、窃盗等を行い、すぐに韓国へ帰国しています。
捕まる前に逃げ帰る「ヒット・アンド・アウェイ」と呼ばれる犯罪方式です。
【中国人の尖閣諸島、不法上陸事件】
2012年8月15日、香港の民間団体のメンバー(中国人)が、日本の尖閣諸島(沖縄県石垣市)に上陸。
船で侵入し、乗組員14名のうち7名が上陸しました。
日本への不法入国、不法上陸に当たります。
日本の海上保安庁が駆けつけ、メンバーを確保、沖縄県警に引き渡しました。
沖縄県警は、不法上陸と不法入国(出入国管理法違反)で、中国人14名を逮捕。
同日、外務省の佐々江外務事務次官が、程永華駐日中国大使を招致。
不法に上陸したことは極めて遺憾であり、強く抗議しました。
2012年8月16、17日、取り調べた結果、「不法入国・不法上陸以外の疑いがなかった」として身柄を、入国管理局へ送致。
2012年8月17日、不法入国した中国人14名全員を強制送還しました。
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