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昨年年度末より日経平均で23%上昇

2013年3月29日、年度末の東京株式市場は、日経平均株価は「上げ」、TOPIXは「下げ」、時価総額は低くなった。
(TOPIXは1034.71。前日末よりー2.07)
     
一部の時価総額は、359兆7664億円。
(前日末より、ー5038億円)
  
東証一部の売買代金は、1兆8255億円。
(各指標は東証公表)

「前日のニューヨーク・ダウ平均は上げたが、為替が円高の流れとなり、株価指標はまちまちに」
株価の動きについて、市場関係者からはそういう意見が。

「為替が全て」
「昨年末から円安の流れとなり、これが株価を押し上げた」
年度末株価については、そういう意見が多数。
(日経平均株価で、昨年年度末から23%高くなった)

<年度末・日経平均株価>
・2013年3月29日…12397.91円
・2012年3月30日…10083.56円
・2011年3月31日…9755.10円
・2010年3月31日…11089.94円
・2009年3月31日…8109.53円
・2008年3月31日…12525.54円
(2013年は、3月31日が日曜日、30日は土曜日のため、29日が年度末となる)
(2012年は、3月31日が土曜日のため、30日が年度末となる)


【主な株安要因】
1、円高
ヨーロッパの信用不安、アメリカの景気悪化を受け、また、アメリカがQE1、2でドルの通貨量を増加させたこと(金融緩和)により、猛烈な円高に。
(現在、アメリカはQE3を発動中)
円高は日本の輸出産業(自動車、電機など)の収益悪化となり、結果、輸出割合の高い企業の株が売られ、相場全体を下げることに。

2、アメリカ経済・財務が良くない
アメリカの貿易赤字額が高水準。
さらに、連邦政府の債務が巨額。
これらが、アメリカ株式市場の下落に。
そして、日本市場にも悪影響を。
(株安連鎖)

3、ヨーロッパの信用不安
ギリシャに始まった信用不安が、イタリア、ポルトガル、スペインなどユーロ圏全体に波及。
この信用不安が日本の株式市場にも。

4、現物市場への資金の流出
世界経済の悪化や中東情勢を受け、投資家が株式市場から、より安全な現物市場(金など)へ資金を移動させたため。

5、証券会社等、市場関係者への不信
大手証券会社が関わる、インサイダー事件が多数発生し、市場への不信が高まっている。
(2012年7月15日、SMBC日興証券の元執行役員等が、インサイダーの疑いで逮捕される)
(2012年7月31日、証券取引等監視委員会が、野村證券で多数のインサイダーが発生していることに絡み、金融庁に行政処分を行うよう勧告)

ニュースINDEX.2013年3月③
★経済・国内
『株価』

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