G20、特になにも出ず
2013年4月19日(現地時間)、アメリカ・ワシントンで開かれていた「G20財務大臣・中央銀行総裁会議」は、共同声明を採択し、閉幕。
(日本からは、麻生財務大臣と黒田日銀総裁が出席)
「日本の金融緩和について、反対はなかった」
そう、麻生財務大臣が記者会見で。
日本の経済政策について、特に問題視されることもなく、G20が終えた。
「日本だけで無くアメリカも金融緩和を続けており、さらに、日本の『買い入れ額』はアメリカ以下のため、特に問題とはならない」
「G20は、G8+α。G8で問題にならなかったことは、G20でも問題とならない」
専門家からは、そういう意見が。
(日銀の金融緩和による国債等の買い入れ額は、月7.5兆円程度)
(アメリカ・FRBの「QE3」による買い入れ額は、月850億ドル。日本円にして約8.4兆円)
【G20】
G20は、G8の8ヵ国に、欧州連合と新興経済国11ヵ国を加えた「20ヵ国・地域」からなるグループ。
1999年から、20ヵ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議(G20財務大臣・中央銀行総裁会議)を開催している。
なお、この会議には、国際通貨基金、世界銀行、国際エネルギー機関、欧州中央銀行など、関係する国際機関も参加。
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