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『主権回復の日』記念式典、開かれる

2013年4月28日、東京・憲政記念館で、政府主催の『主権回復・国際社会復帰を記念する式典』が開催された。

この式典は、サンフランシスコ講和条約発効(1952年4月28日)から60年となることを記念し、開かれたもの。
(4月28日は「主権回復の日」)

天皇皇后両陛下御臨席のもと、安倍総理や各界代表者が出席し、盛大に行なわれた。

【主権回復の日】
4月28日。
1952年のこの日に、日本国と連合国側48ヵ国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)が発効したことに由来する記念日。

【日本国と連合国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)】
第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と、日本国との間の戦争状態を終結させるため、両者の間で締結された平和条約。

アメリカのサンフランシスコ市において条約が署名されたことから、一般的には「サンフランシスコ講和条約」と呼ばれる。
1951年9月8日に署名され(連合国側48ヵ国と日本、計49ヵ国による署名)、翌1952年4月28日に発効。

この条約により、日本は主権を回復するとともに、日本と連合国との『戦争』が終結した。
(ポツダム宣言受け入れの休戦協定に調印した1945年9月2日から、国際法上「休戦」となっていた)

<内容>
・日本と連合国との戦争の終結
・日本国の主権の回復。

・朝鮮の独立を承認。朝鮮に対する全ての権利、権原及び請求権の放棄。
・台湾・澎湖諸島の権利、権原及び請求権の放棄。
・千島列島・南樺太の権利、権原及び請求権の放棄。
・国際連盟からの委任統治領であった南洋諸島の権利、権原及び請求権の放棄。
・南極(大和雪原)の権利、権原及び請求権の放棄。
・新南群島、西沙群島の権利、権原及び請求権の放棄。
・南西諸島、南方諸島、沖ノ鳥島、南鳥島を、アメリカ合衆国の信託統治領とする同国の提案に同意。

*この条約により、竹島は日本領土であることが再度確定したが、条約発効直前の1952年1月18日、韓国が上陸し不法占拠した。
(この条約により、日本との併合を解除することとなった韓国が、竹島を自分の領土と言い出した)
(島の領有を調査した連合国側が、竹島は日本の領土とはっきり示した)

*沖縄県は、この条約発効により、アメリカの統治下に置かれることとなった。


<条約に署名した49ヵ国>
アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ボリビア、ブラジル、カンボジア、カナダ、セイロン、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ、エクアドル、エジプト、エルサルバドル、エチオピア、フランス、ギリシャ、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、インドネシア、イラン、イラク、ラオス、レバノン、リベリア、ルクセンブルク、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ニカラグア、ノルウェー、パキスタン、パナマ、パラグアイ、ペルー、フィリピン、サウジアラビア、シリア、トルコ、南アフリカ、イギリス、アメリカ、ウルグアイ、ベネズエラ、ベトナム、日本

ニュースINDEX.2013年4月③
★社会・国内
『記念日』

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