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B787型機、確認フライト始める

2013年4月26日、国土交通省が、ボーイング787型機の運航再開を認める耐空性改善通報を発行。

これを受け、全日空は4月28日から、運航再開へ向けての確認フライトを始めた。
(確認フライトを行い、バッテリー等に問題が発生しないことが確認できれば、営業運航再開を検討することになる)

なお、事故原因については、今も調査中で、どこに問題があったかは突きとめられていない。

【ボーイング787(ANA692便)事故】
2013年1月16日、飛行中のANA692便に機材不具合が発生、高松空港に緊急着陸。

全日本空輸(ANA)によると、692便は最新のボーイング787型機で、8時10分、山口宇部空港を離陸(羽田行き)。
飛行中、機材(バッテリー)に不具合が発生、8時47分、高松空港に緊急着陸。
乗客(120名強)は、脱出用のスロープで、機外に避難する事態となった。
(脱出時にケガをした乗客も)

同日、国土交通省はこの事故を「重大インシデント」に認定。

2013年1月16日(現地時間)、アメリカ航空局(FAA)がボーイング787型機の運航を禁止する「緊急耐空性改善命令」を発行。
(バッテリーシステムを改修するまで)

2013年1月17日、国土交通省も、ボーイング787型機の運航者に対し「緊急耐空性改善通報」を発行。
(1月16日の事故発生後、全日空、日本航空は同機を運航していない)

2013年4月26日、国土交通省が、ボーイング787型機の運航再開を認める耐空性改善通報を発行。
これを受け、全日空は4月28日から、確認フライトをスタート。
(問題が無いことが確認出来たら、営業運航を再開することに)

<ボーイング787>
アメリカ・ボーイング社が開発・製造した最新の中型ジェット旅客機。
(2011年10月から商業運航を開始した最新機)

機体が軽量化(新素材を多用)されているため、航続距離が長いのが特徴。
(大型機並の飛行距離を持つ)

一方、商業運航から1年3ヵ月の間に、多数の事故を起こしている。
(バッテリーからの出火、燃料漏れ、窓ガラスの破損など)

現在(2013年1月)までに納入されている機体(50機)のうち、約半分が日本に。
(全日空17機と日本航空7機、合わせて24機)

ニュースINDEX.2013年5月①
★社会・国内
『航空機事故』

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