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薬の併用、行わないよう注意喚起

2013年5月17日、厚生労働省が、リウマチ治療薬『イグラチモド(ケアラム錠25mg/コルベット錠25mg)』について、抗凝固薬として用いられる『ワルファリン(ワーファリン錠0.5mgなど)』との併用は行わないよう、『使用上の注意』に追記した。

また、製造販売業者に、医療関係者に対し注意喚起を行うよう指示した。

同省によると、「ケアラム錠25mg/コルベット錠25mg」は、発売当初からワルファリンの抗凝固作用増強(出血リスク)について記載していた。
しかし、2012年12月に、両剤併用例での重篤な出血例が報告され、さらに、2013年5月に、関連性の否定できない肺出血による死亡例が発生。
これを受け、これらの医薬品の併用を行わないよう、『使用上の注意』の改訂を指示をしたとのこと。

今回の注意喚起のポイントは、
1、現在ワルファリンを併用している患者については、ケアラム錠25mg/コルベット錠25mgの服用中止を検討すること。
2、現在ワルファリンの治療を必要とする患者には、ケアラム錠25mg/コルベット錠25mgを投与しないこと。

さらに、同省は、ワルファリンを服用している患者やその家族に対し、自己判断で中止せず、医師、薬剤師に相談するように。
また、ケアラム錠25mg/コルベット錠25mgを服用している患者やその家族は、他の医療機関を受診する際に、その旨を医師又は薬剤師に申し出るよう、呼びかけている。

ニュースINDEX.2013年5月③
★社会・国内
『薬』

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