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核軍縮の追加措置に対し、談話発表

2013年6月20日、外務省は、「オバマ米国大統領がベルリンで行なった演説について」に対し、外務報道官談話を発表した。

【オバマ米国大統領によるベルリンでの演説について(外務大臣談話)】
1、6月19日(現地時間)、オバマ米国大統領は、ベルリンにおける演説の中で、米国の今後の核軍縮不拡散に関する追加的な措置を発表しました。

2、オバマ大統領は、4年前のプラハ演説において「核兵器のない世界」に向けた宣言を行いましたが、今回、更に最大3分の1の配備戦略核弾頭の削減及び戦術核の大幅削減に向けたロシアとの交渉の推進、包括的核実験禁止条約(CTBT)批准への取組、2016年の核セキュリティサミットの米国開催について述べるなど、これらの分野への取組に改めて積極的な姿勢を示したことを支持します。
我が国としては、今回のオバマ大統領の演説により、その他の核兵器国も含んだ世界の核軍縮不拡散の機運が更に高まることを強く期待しています。

3、同時に、米国が、今回発表した更なる核軍縮を行っても同盟国等の安全を確保でき、抑止力を維持できる旨表明したことを心強く思います。
我が国としては、米国と緊密に意思疎通をしながら我が国及びこの地域に対する日米同盟の抑止力を引き続き確保していく考えです。

4、また、我が国として、今後とも、「核兵器のない世界」に向けて、引き続き米国をはじめ国際社会との連携を強化しつつ、来年4月の軍縮不拡散イニシアティブ(NPDI)広島外相会合などを通じて、国際的な核軍縮不拡散の取組を主導していく考えです。

ニュースINDEX.2013年6月③
★政治・国際
『アメリカ』

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