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トルコで大規模デモ発生、「注意喚起」

2013年6月4日、外務省が、トルコで発生している大規模デモに対する「注意喚起」を発表。

外務省によると、
5月31日、イスタンブールのタクシム広場等において、環境保護を主張する数千人規模のデモ隊と警察が衝突する事案が発生。
デモ隊は投石等を行い、警察機動隊が放水、催涙ガス等を使用したことから多数の負傷者が発生。

さらに、今回のデモを発端として、政府への不満を抱えていた市民による反政府デモが、アンカラ、イズミル、アンタルヤ、メルシン等の他の主要都市にも波及。衝突はその後も連日行われています。

現地報道によれば、6月2日までに少なくとも2人が死亡、1000人以上が負傷。
約1700人のデモ参加者が拘束された模様。

<トルコ・イスタンブール、アンカラ等における大規模デモに伴う注意喚起>
・イスタンブール、アンカラ等トルコ国内に渡航・滞在を予定している方は、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報を入手するように努めてください。

また、大勢の人が集まる場所等においては周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

さらに、緊急事態に備え、連絡先を家族等に伝える等連絡手段を常時確保するとともに、爆弾事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心がけてください。

特にイスタンブールのタクシム広場周辺では、夜間、デモ参加者が一部暴徒化し、政府系銀行のATMからの現金強奪、車両を破壊しバリケードとして利用する等の行為を行っており、危険な状態です。
イスタンブール滞在時は、タクシム広場付近(イスティクラール通りを含む)及び首相府施設のあるドルマバフチェ宮殿付近には近づかないようにしてください。

また、事態が収束するまで、夜間の外出は控え、昼間であっても政府機関、警察機関、警察車両への接近は、可能な限り避けてください。

*「注意喚起」情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
*本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
*海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策を。


ニュースINDEX.2013年6月①
★社会・国際
『トルコ』

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