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2013博多祇園山笠、「追い山」行われる

2013年7月15日、福岡市博多区で、博多祇園山笠のクライマックス「追い山」が行われた。

早朝の中心街を「舁き山」7基が駆け抜け、博多の街は熱気に包まれた。

【博多祇園山笠】
毎年7月1日から7月15日に行われる、福岡市博多区にある櫛田神社の例大祭。
(正式名は「櫛田神社祇園例大祭」)

鎌倉時代、博多で疫病が流行したとき行なった「疫病退散祈祷(承天寺の住職・聖一国師による)」が発祥とされている。
(それ以外にも、いろんな説が)

その後、「付け祭り」が豪華になり、「山笠」と呼ばれる山車がつくられる。
(現在では、この山笠がメイン行事となっている)
(山笠は、櫛田神社の氏子たちによる、神社へ奉納行事のひとつ)
(1トンを超える山笠を担いで、市中を走ります)

江戸時代になると、この山笠の「早さ」を競う「追い山」が始まり、祭りがより一層盛り上がるようになりました。
(当時の山笠は、高さ10メートル以上もある岩山笠。現在の飾り山)

時代が明治になると、街中に路面電車が開通し(路上に架線が張られる)、高い岩山笠は運行できなくなった。
(架線を切断してしまうため)
そのため、高い岩山笠は飾っておくだけの「飾り山」となり、運行には3メートル程度の「舁き山」を用いることに。
(現在は、高さ制限が緩められ、4.5メートルに)

15日早朝行われる「追い山」は、博多区の中心街約5キロを駆け抜け、タイムを競います。
(5キロを、28分~33分で駆け抜けます)
(7つの「流」が競い合います。流は町の単位)

また、元々の山笠である「飾り山」は、7月1日~14日、市内に多数(14基)建てられ公開されています。

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