南鳥島沖の公海域・探査鉱区を取得
2013年7月20日、茂木経済産業大臣が、南鳥島沖の公海域における探査鉱区を日本が取得したと発表。
茂木大臣によると、19日、日本が申請していた南鳥島の南東沖公海域におけるコバルトリッチクラストの探査鉱区について、国連海洋法条約に基づき国際海底機構から承認が得られたとのこと。
コバルト・リッチ・クラストは、深海底に存在する鉱物資源のひとつで、マンガンクラストの一種。
1000m以深の海山の斜面や頂上などの存在し、コバルトを特徴的に含むことが特徴。
深海底の鉱物資源開発は、世界でも商業化の例がなく、開発技術や経済性の確保など、克服すべき課題は多い。
日本は、今後、詳細な資源量を評価するとともに、将来的な資源開発の可能性を探ることになる。
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