2013『八朔』、祇園を彩る
2013年8月1日、京都・祇園では、『八朔』行事が行われた。
(芸妓や舞妓が、日頃のお世話になっているお茶屋や芸事の師匠宅へあいさつ回りを行う、京都の夏の風物詩)
2013年の八朔(8月1日)は、雨。
そのため、午前9時の気温が25.8℃。
すごし易い気候となった。
(真夏の京都は、朝の9時には気温が30℃、最高気温は37℃の猛暑となることが多い)
傘を差した黒紋付き姿の芸妓や舞妓が、お茶屋や芸事の師匠宅へあいさつ回りを行った。
【八朔(はっさく)】
八月朔日の略で、旧暦の8月1日のこと。
あるいは、この8月1日に行われる風習を指す。
(京都の花街で行われる挨拶回りが有名)
後者は元々、古くからある農家の風習。
早生の稲が実りをむかえる八朔(旧暦の8月1日)に、初穂を日頃お世話になっている人に贈る風習。
この風習が、時代が進むと、農家以外にも広がった。
京都の花街では、芸妓や舞妓が、お茶屋や芸事の師匠宅へあいさつ回りする伝統行事に。
なお、現在では「新暦」の8月1日に行われている。
例年8月1日は猛烈な暑さとなっているが、黒紋付の正装姿の芸妓や舞妓が涼しい顔で祇園界隈を歩く姿は、京都の夏の風物詩となっている。
(見学は、四条花見小路あたりがベスト。8月1日の午前中)
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