くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
化粧品による白斑被害者、5千人を超える

2013年8月9日、厚生労働省が、カネボウ化粧品、リサージ、エキップの薬用化粧品の自主回収状況について、第3報を発表。
      
3社が製造販売するロドデノール配合の薬用化粧品については、 肌に白斑が生じる事例が発生。
7月4日から自主回収を行っています。
      
8月4日現在、推定約113.9万個の化粧品が回収されました。
回収率は110%です。
   
また、8月4日現在の白斑様症状・被害者数は、5702人となりました。

■自主回収の状況:8月4日現在
・回収数…推定約113.9万個
*消費者から約52.3万個、店舗から約61.6万個
*想定していた残存製品数を上回る回収となっており、回収率は約110%

■白斑様症状・被害者数:8月4日現在
・被害者…5702人
<内訳>
・3箇所以上の白斑、5cm以上の白斑、顔に明らかな白斑のいずれかに該当…2424人
・上記症状以外の症状…2125人
・症状が回復、回復中…1153人
*被害を申し出た人は6106人。このうち、化粧品会社で症状が確認できた数

■化粧品による白斑が生じた事件
2013年7月4日、消費者庁が、薬用化粧品の使用で肌に白斑が生じる事例があることを公表。
カネボウ化粧品、リサージ社、エキップ社が製造販売した薬用化粧品。
     
医薬部外品有効成分・ロドデノールが配合された化粧品
なお、ロドデノールは、メラニン生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ効果を有する医薬部外品として、2008年、厚生労働省が承認している。

同日、3社は被害の拡大を防ぐため、使用中止を呼び掛けるとともに、自主回収を行うことになった。

2013年8月4日現在、回収率は100%を超えた(想定していた残存製品数を上回る回収となっている)。
8月4日現在、被害者数は5702人。
*被害を申し出た方6106人のうち、被害が確認できた数

ニュースINDEX.2013年8月②
★社会・国内
『化粧品』
    ページのトップへ