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イスラエルの住宅建設に遺憾

2014年11月5日、外務省が、東エルサレムにおける入植地建設計画について、外務報道官談話を発表。

東エルサレムの入植地において、イスラエルが住宅建設を進めることに対する、遺憾の表明。

今年8月26日、パレスチナとイスラエルの間において停戦が発効したものの、再び、緊迫する可能性がある。

【外務報道官談話・ユダヤ人入植地について】
1、我が国は、イスラエル政府が東エルサレムのユダヤ人入植地における住宅建設計画を推進した旨の情報に接し、改めて強い遺憾の意を表明します。

2、これまで繰り返し表明しているとおり、イスラエル側のこのような入植政策推進は、エルサレムの治安状況やガザを巡る停戦合意にも悪影響を与え兼ねず、二国家解決の実現に向け国際社会が行っている努力に明らかに逆行するものです。

3、入植活動は国際法違反であり、我が国は、イスラエル政府に対し入植活動の完全凍結を繰り返し呼びかけてきました。
我が国は、改めてイスラエル政府に対し、東エルサレム及び西岸の現状を変更するような一方的な行為を控えること、及び和平プロセスの進展のために、本件新規住宅建設計画が実施されないことを強く求めます。

4、我が国として、イスラエルとパレスチナが相互の信頼を高めるように行動し、和平に向けての努力を粘り強く継続するよう、改めて強く求めます。

<イスラエルとガザ地区の状況>
2014年6月以降、ガザ地区からイスラエル領内にロケット弾が散発的に発射されており、また、これに対し、イスラエル国防軍がガザ地区に空爆を行なっていた。
この事態を受け、エジプト政府が仲裁に乗り出したが、解決に至らなかった。

2014年7月17日夜(日本時間18日)、イスラエル軍の地上部隊が、ガザ地区に侵攻。
以降、ガザ地区では、パレスチナ武装勢力とイスラエル軍との間で激しい戦闘が続く。

2014年8月26日、エジプトの要請に応じる形で、パレスチナとイスラエルが停戦受け入れ。
停戦が発効。

ニュースINDEX.2014年11月②
★政治・国際
『イスラエル』

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