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みんなの党、解党を決める

2014年11月19日、みんなの党が両院議員総会で、解党することを決めた。

みんなの党は、解散総選挙を前に、党内の路線対立が激化。
(民主党寄りの浅尾代表と、独自路線を目指す勢力、保守路線の勢力などに分かれていた)

結局、投票の結果、20名のうち13名が解党に賛成した。
(衆議院議員8名、参議院議員12名)

【みんなの党・解党までの経緯】
2009年2月、渡辺喜美、江田憲司両衆議院議員が中心となって、国民運動体「日本の夜明け」を発足させる。
2009年8月8日、日本の夜明けが政党「みんなの党」に。
政策として「脱官僚」「地域主権」を掲げ、「天下りの根絶」、給与法や労働基本権付与等の「公務員制度改革」、「税金の無駄遣いの解消」等を行うとした。

2010年7月の参議院議員・通常選挙選挙では、10名が当選。
2012年12月の総選挙(衆議院議員選挙)では、18名が当選。

2013年、7月の参院選での選挙協力を巡って、江田氏と渡辺代表が対立。
江田氏が日本維新の会と選挙協力を結ぶも、渡辺代表が「考え方の違う」同党とは組めないとした。
結局、7月の参院選において、維新の会との選挙協力は行われなかった。

2013年7月の参議院議員・通常選挙では、8名が当選。

2013年11月、臨時国会で渡辺代表が特定秘密保護法において、与党との修正協議に応じ、同法の賛成に回った。
これにより、法案に反対する江田氏らとの亀裂が決定的となり、江田氏ら14名が離党。

2014年3月、渡辺代表が、化粧品会社会長から8億円を借り入れていたことが発覚。
(政治資金収支報告書に記載されていない借入れ)
2014年4月、渡辺代表が借入れは法的に問題はないと釈明した上で、騒動の責任を取る形で代表を辞任、浅尾慶一郎氏が代表に。

その後、与党寄りの渡辺前代表と、野党寄りの浅尾代表との路線対立が激化。
2014年11月19日、党内の路線対立を受けて、両院議員総会で解党することを決めた。
(20名中13名が、解党に賛成)

ニュースINDEX.2014年11月⑤
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『みんなの党』

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