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国連、北朝鮮人権状況決議、採択

2014年11月19日、外務省は、国連総会・第3委員会で「北朝鮮人権状況決議」が採択されたことについて、外務大臣談話を発表。

決議は、北朝鮮の深刻な人権侵害を非難するとともに、「人道に対する罪」に言及し、安保理に対し適切な行動をとるよう促したもの。

投票の結果、賛成111票、反対19票、棄権55票で採択された。
なお、本決議は、12月の国連総会・本会議で改めて採決に付される予定。

【外務大臣談話・北朝鮮人権状況決議について】
(外務省発表をまとめたものです)
1、11月19日(現地時間18日)、ニューヨークで開催中の国連総会第3委員会において、我が国、EUが共同提出した北朝鮮人権状況決議が投票に付され、賛成111票で採択されたことを高く評価します。
(反対19票、採択は10年連続10回目)

2、本年の決議は、これまで国連総会・第3委員会において採択された北朝鮮人権状況決議よりも強い内容となっています。
同決議は、北朝鮮の深刻な人権侵害を非難するとともに、「人道に対する罪」に言及し、安保理に対し適切な行動をとるよう促しています。

3、第3委員会での最多賛成票を得て採択されたことは、拉致問題をはじめとする、北朝鮮の人権侵害についての国際社会の強い懸念の表れです。
我が国は、拉致問題の早期解決を含めた北朝鮮の人権状況の改善を強く期待するとともに、国際社会とも協力して、北朝鮮に対し具体的な行動をとるよう引き続き強く求めていく考えです。

ニュースINDEX.2014年11月⑤
★政治・国際
『北朝鮮』
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