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仙人風呂、今しばらく

冬の風物詩「仙人風呂」の開湯まで、今しばらく掛かる様相になっている。

仙人風呂は、本宮温泉郷・川湯温泉(和歌山県田辺市)の河原に作られる巨大な露天風呂。
例年12月1日に開湯しているが、11月25日に大雨(52ミリ)となり、川が増水し、制作中の「仙人風呂」が流されたため。
昨年も、一昨年も増水のため延期されており、3年連続の開湯延期となった。

【仙人風呂】
毎年冬場(12月~翌年3月中旬)に、本宮温泉郷(和歌山県田辺市)の一つ「川湯温泉」の河原に造られる巨大な露天風呂。
(入浴時間は6時30分~22時まで。無料)

川湯温泉の河原は、どこを掘っても、70℃を超える温泉が湧きます。
それを利用して、河原を掘り、大きな露天風呂を。
実際、千人が入浴できる大きさで、仙人が住むような山奥にできた「千人が入れる露天風呂」から、仙人風呂という名前に。
(仙人と千人を掛けています)

なお、冬場だけなのは、夏場は雨が多く、仙人風呂が流されるから。
(天然の河原に造られた露天風呂ですから、川が増水すると崩壊します)

もっとも冬場でも、川が増水し崩壊することも。
一度崩壊すると、巨大な露天風呂のため温度調節に時間が掛かり、復旧に10日から2週間掛かります。

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