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2014・二月堂『お水取り』始まる

2014年3月1日、奈良・東大寺二月堂で、『お水取り』が始まった。
(3月14日まで)

お水取りは、古都・奈良を代表する風物詩で、これが終わると、奈良に本格的な春が訪れる。
なお、クライマックスとなる『お水取り』のお水取りは、12日に行われる。

【お水取り】
東大寺・二月堂で行われる『修二会(しゅにえ)』のこと。
(一般的には、3月1日から3月14日までの修二会、すべてを指す)
(実際に「お水取り」などの行事が行われる3月12日のみを指すという説も。東大寺のHPも、12日から13日未明までの行事をお水取りとして、説明しています)


修二会は、旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつ。
本尊に対し、悔過(けか、罪の懺悔告白)を行うもので、東大寺以外に薬師寺、法隆寺西円堂、長谷寺(奈良)も有名。

東大寺の「お水取り(修二会)」は752年に始まったとされ、3月1日から14日までの2週間、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる行者が法要を行う。

お水取りの写真や映像でお馴染みの『お松明(二月堂の舞台で火のついた松明を振り回す)』は、練行衆が登り廊を登るときの「明かり」として焚かれるもの。
お松明は、期間中、連日行われるが、12日には一回り大きな籠松明が使われる。
(1日~11日、13日は19時から。12日は19時30分から。14日は18時30分から)

なお、12日は、この仏教行事の代名詞となった『お水取り』が行われる。
(正確に13日の午前1時頃)
二月堂にある「若狭井」と呼ばれる井戸から、本尊に供えられたり、供花の水として用いられたりする水(香水)をくむ行事。

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